健康食品を扱う際は、成分や商品の魅力を伝える前に、表示・広告の基本を確認する必要があります。食品である以上、医薬品のような疾病に関する表現はできません。また、生活者が実際以上に期待してしまう表示や広告になっていないかを点検することが重要です。
消費者庁は、食品表示や健康増進法上の誇大表示に関する情報を公開しています。事業者は、パッケージだけでなく、ECページ、LP、SNS、店頭POP、動画、体験談まで、生活者が目にする接点を横断して確認する必要があります。
実務では、表示担当だけでなく、商品企画、営業、広告制作、顧客対応が同じ前提を共有することが大切です。素材情報や研究情報を紹介する場合も、最終商品の条件と一致しているか、強い印象を与えすぎていないかを確認します。
本記事では、制度・法規を専門家向けの難しい論点としてではなく、健康食品事業の基礎情報として位置づけます。分かりやすく伝えることと、誤解を避けることを両立させる姿勢が、公開前の情報設計に欠かせません。制度情報は一度確認して終わるものではなく、更新に合わせて見直す体制も重要です。
関連する公的情報
- 消費者庁|健康増進法(誇大表示の禁止)
消費者庁
- 消費者庁|食品表示に関する情報
消費者庁